プロフィール
小野木 裕太
ビジネス推進部
大学卒業後、新卒でハウスメーカーにて注文住宅の新規営業に従事。その後、外資系生命保険会社やSaaS販促サービスを提供する企業にて複数の業界の営業を経験。
2021年にDearOneに入社し、ModuleAppsの既存顧客に対する改善企画・提案などを経験。現在は、新規アプリの企画、導入提案とリテールメディア(ARUTANA)の新規開拓を担当。
中途入社者が100%を占める(2023年2月時点)DearOneでは、さまざまなバックグラウンドを持つ社員が活躍しています。
企業や自治体をクライアントとするスマートフォン向け公式アプリ開発事業であるModuleApppsの営業を担当している小野木が、どのように仕事と向き合い、どんなところにやりがいを感じているのか。DearOneの営業職について深堀します。
これまでの営業経験を生かしながら、新しい経験も積める環境を求めていた
―――それではまず、現在の担当業務について教えてください。
スマートフォン向けの公式アプリ開発プラットフォームであるModuleApppsをご契約いただいている企業に対して、アプリ開発の機能提案や、定期的に数値の分析レポートを提出し、販促に向けての施策提案を行っています。
クライアントごとの定例会議では、分析レポートをもとに、良い点と改善点を振り返りながら、具体的な提案を行います。例えば、こうすればクライアントの要望が実現できるといった提案や、UI/UXの改善点などについて提案し、具体的な方法を詳細に説明しています。
担当しているのはおもにリテール領域のお客さまで、ツルハドラッグさまや島忠さまといった、普段一般ユーザーの方々が生活の中で利用する日用品などを取り扱う企業を中心として、11社です。
―――前職ではどのようなお仕事をされていたのですか。
前職ではアプリパッケージやLINE公式アカウントの新規開拓、配信代行などの運用サポートの営業を担当していました。当時提供していたアプリパッケージは比較的機能が少なく非常にリーズナブルな価格のもので、小売店から中小企業の一店舗でも月額1万5,000円から気軽に利用開始できるものでした。
あとはLINE公式アカウントを中心とした新規営業も担当しており、ほかにメールマガジンや決済系のサービスも売っていましたが、主軸で担当していたのはおもにその二つです。
その頃の営業活動では、お客さまにサービス比較をしていただく際に、DearOne(当時のロケーションバリュー)を含めた複数のアプリ開発企業のサービスを挙げていました。
営業の対象となるお客さまは中小企業が中心でしたが、大手企業や飲食店チェーンなど、より大規模な顧客を獲得したこともありました。
―――転職を考えるきっかけがあったのでしょうか?
前職はアプリパッケージやLINE公式アカウントなどを取り扱い、新規開拓から配信代行などの運用サポートまでを行う営業でした。商材の特性上、提案できる業界や提案内容の幅が限られてしまい、より幅広い業界のお客さまに柔軟な提案を行える仕事がしたいと考えるようになりました。
DearOneでは、アプリパッケージではなく、多くの機能やデザインをクライアントの要望に合わせてカスタマイズが可能なModuleApppsを提供し、またユーザーの行動分析が行えるAmplitudeを活用した幅広いマーケティングソリューションも提供していたので、その魅力に惹かれていました。
それまでの経験ではテクニカルな領域に触れる機会はありませんでしたが、営業の経験を活かしつつ、マーケティングや技術に関する知識を深めながら成長できる会社なのではないかと考え、DearOneに応募しました。
とにかく風通しが良く、誰の声でも受け入れるカルチャーがある
―――DearOneに応募いただいて、最初にどのような企業イメージを抱かれましたか。
最初の面接でお会いした現場責任者のお二人がとてもフランクでした。
「アプリ営業の経験者と伺っていたので、今日会えることをとても楽しみにしていました!」と言ってくださって。第一印象からとても会社の雰囲気が良かったのを覚えています。
加えて、事業内容や業務内容について話を聞きながら、会社の将来性を感じましたし、Amplitudeではクライアントに合わせたさまざまな提案を行える機能を備えているので、より幅広い業界、規模が大きな企業への営業ができることにワクワクしました。
―――実際に入社してからのイメージギャップはありましたか。
選考時のイメージをさらに超えて、とてもフランクでフラットな社風だと思いました。
社員同士はただ仲が良いだけでなく、仕事の中でお互いが本音で相談したり、意見をぶつけ合ったりできる環境でした。 社長や直上長などに対しても、レイヤーを気にせず自分の意見や思いを発言できる雰囲気がありますし、メンバー一人ひとりの考えも尊重してくれ、とても風通しが良い企業カルチャーだなと感じました。
―――現在の仕事でのやりがいを感じるのはどういうところですか。
やっぱりクライアントの要望に応えられる提案を柔軟にできることですね。
前職では自身が技術面での知識があまりない中で、かつ機能も少ないアプリパッケージを売る新規営業だったということもあり、クライアントの課題に対する最適解を提案できなかったり、開発に関する知見がないことによって深いところまでの会話が十分にできなかったりということがありました。
しかし、現在の業務では扱っているプロダクトの機能が増えたことにより、クライアントが抱えている課題に対しての最良な改善策を提示できるようになりました。
その分、技術的な知見が必要にはなるのですが、自分でわからない部分はテクニカルセールスのメンバーに聞いたり、PMの方々にクライアントとのミーティングに同席してもらったりすることで、結果としてクライアントの要望や自分の思いを込めて提案した機能を実装できたときに一番やりがいを感じます。
一人で解決できないことに悩むのではなく、DearOne一丸となって顧客課題を解決することができる環境なので、それがとても嬉しいですね。
―――DearOneで仕事をする中で、これまで大変だったことは何ですか。
入社当時は技術的な知見がほとんどない中で、クライアントにアプリの改善提案をする必要があったので、自身の知識不足に悩んでいた時期がありました。
営業としてクライアントとの関係性を構築するにしても、一定の技術的な知識がないときちんと会話もできないですし、最良の提案もできない。その中で自分が技術的なことを勉強する必要性を感じていました。
一方で、エンジニアではなく営業という立場で技術面の知識をどこまで学べば良いのかということにも悩んでいました。
しかし、わからないことをテクニカルセールスやPM、エンジニアの皆さんに聞いたり、クライアントとのミーティングでサポートしてもらったりするうちに、自分がわからないことがある場合に確認すべきポイントや誰にどこを頼れば良いのかということが見えてきたのです。
DearOneには、誰かが困っているときにはいつでも「どうした?」と気にかけてくれる人がいて、助けてくれる雰囲気があります。だからこそ、自分一人で抱え込むのではなく、みんなでクライアントに応えれば良いのだということに気づけました。
そうするうちに、少しずつ私も仕様や技術についての理解が深まり、クライアントへの提案スピードとクオリティが上がりました。
―――営業の仕事はステークホルダーが多いですが、普段心がけていることはありますか。
まずは先ほどお話ししていたとおり、わからないことや悩むことがあったときに、臆せず周囲に聞くことは大切だと思います。そのときに、ただ「これがわからないです」と聞くのではなく、「自分はこうなのかなと考えているのだけど」といった見解を添えたり、「こうしたいんだけど、どうすれば良いかな」といった自分のWillを付け加えて確認するようにしています。
そうすることで、聞かれた相手もどう応えれば私の悩みを解決できるかということを判断しやすいですし、ベストな解を導き出せます。
あとは、普段からコミュニケーション頻度を上げるように意識しています。
それはオフィスに出社して、みんなと顔を合わせる機会があれば雑談したり、リモートワークをしているエンジニアとSlackやZoomで会話する時間を増やしたり、一緒に仕事をする仲間とのコミュニケーションを密に取るように心がけることで、周囲との関係性が深まりますし、業務に関する情報を得られたりします。すると、営業の仕事もしやすくなりますし、クライアントへの提案のクオリティ向上につながったりもします。
新しい役割や領域へチャレンジすることが目標
―――今後、挑戦したいことや目標はありますか。
新規営業をやりたいと考えています。現在は既存営業として、すでに契約してくださっているクライアントに対してさまざまな改善提案をしていますが、今後は新規営業として、新たにアプリの利用を検討されているフェーズのお客様に対して、イチから提案を行いたいです。
これまで既存営業として技術面についても学んできた知見があるので、新規のクライアントに対してできる提案の幅も広がると思いますし、ARUTANAなど、他のソリューションを生かした提案を行うなど、新しい領域の営業にもチャレンジしたいと考えています。
また、チャンスがあればマネジメントも経験したいと思っています。
学生の頃からスポーツをやる中で、部長やキャプテンという役割を担うことが多く、周囲をケアしたり、まとめあげたりすることで自身のバリューを発揮できたと感じています。
なので、仕事でもスペシャリストという役割だけでなく、チームとしてクライアントに貢献できるよう、マネジメントの立場で引っ張っていけるようになりたいです。
―――最後に、DearOneではどんな人が活躍できると思いますか。
DearOneには、色んな強みや得意分野を持つ仲間がたくさんいます。そして、各々が自身の仕事に前向きに取り組みつつ、周囲で困っている人がいたら、いつでも助けようと手を差し伸べてくれるカルチャーがあります。
なので、もし今、ご自身の知見や経験が足りない部分があっても、学ぶ意欲があり、みんなで成果を出したいと考えられる人であれば、きっと大きく成長できる環境なのではないかと思います。
そして、DearOneが持つソリューションを使ってクライアントに価値提供ができることに一緒にワクワクできる人であれば、きっと活躍できるはずです。
※本インタビュー内容は2023年2月時点での情報です
入社を検討されている方へ
DearOneにはたくさんのワクワク感があります。
周りと切磋琢磨し、チャレンジしていきたい方、ぜひご応募お待ちしています!